八角理事長が評価を一転 朝乃山倒した元横綱・朝青龍おいの豊昇龍に「やればできる」

[ 2021年5月16日 21:09 ]

大相撲夏場所8日 ( 2021年5月16日    東京・両国国技館 )

<夏場所8日目>朝乃山(左)を内掛けで破る豊昇龍(撮影・久冨木 修)
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 平幕・豊昇龍が大関・朝乃山を内掛けで破った。立ち合いから低い姿勢で当たり、すぐに右を差す。がっぷり四つに組まれたが、右で投げを打って揺さぶり、右足を相手の左足に絡め大関をあおむけに倒した。

 前日の貴景勝戦は、立ち合いで右に変化し墓穴を掘った。結果よりもその取口に「相撲を安易に考えすぎている」と“おかんむり”だった八角理事長(元横綱・北勝海)もこの日は一転。「やればできる。こういう相撲ですよ、将来を思えば。勝って自信になると思う。大関をあおむけにしたわけだから。跳んだり跳ねたりするんじゃなくて、苦労して前みつを取るとかね。そういう相撲を取れば、勝っても負けても将来につながる」と評価した。

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2021年5月16日のニュース