男子ケイリンで五輪代表・脇本2位、新田3位 世界選手権銀コンビ悔しい表彰台

[ 2021年5月16日 05:30 ]

悔しい表彰台となった脇本(左から2人目)ら(香港自転車協会提供)
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 自転車トラック種目のネーションズカップ第3日が15日に香港で行われ、女子オムニアムで東京五輪代表の梶原悠未(筑波大大学院)が優勝した。第1種目スクラッチは2位だったが、残りの3レースは全て1位で世界女王の実力を示した。

 男子ケイリンは五輪代表の脇本雄太が2位、新田祐大(ともに日本競輪選手会)が3位となった。男子マディソンの橋本英也(日本競輪選手会)今村駿介(ブリヂストン)組は3位だった。

 世界選手権ケイリン銀メダル・コンビは、悔しい表彰台となった。マレーシア人選手の逃げ切りを許した2位・脇本は、「日本勢同士がけん制した。自分の反応が遅かったのが一番の原因」と唇をかんだ。

 3位の新田も「甘く見すぎていた。自分の力を過信した」と反省。メダル獲得が期待される東京五輪に向け、「これが五輪じゃなくて良かった。本番はレベルが違う」と気を引き締めた。

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