橋本聖子会長、来週に観客数の方向性提示　大会中止は否定「考えていない」

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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　東京五輪パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長が23日、都内で定例会見を行った。6月に決定を先送りする方向の観客数の上限については「組織委だけがこうだから、という思いでは決まるわけではない」とし「東京都と政府とIOC、IPCにも納得していただかないといけない。最終的な詰めをやっている。来週には一定の方向を分かりやすく示していけたら」と明かした。

　改めて大会中止の考えを問われると「組織委として中止は考えていない。安心安全最優先で、これなら東京大会ができると歓迎される準備をするのが第一。中止でなく、開催するために、ご理解を頂くために、コロナ対策をどのように講じることに全勢力を挙げて取り組んでいる」と話した。