13人制ラグビー参戦？ドコモ残留？どうするペレナラ「いろんな判断がある」

NTTドコモのSHペレナラは練習後、入念にハイパント練習
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　ラグビー・トップリーグ、NTTドコモの快進撃を支えるニュージーランド代表69キャップのSH、TJ・ペレナラ（29）が23日、去就についての明言を避けた。

　今季終了後にオーストラリアの13人制ラグビーに参戦する可能性があると、母国で報じられた。移籍先に挙がるシドニー・ルースターズの首脳陣も交渉を認めたというニュースが出ている。ペレナラの父といとこが13人制の選手だったこともあって現実味が帯びているが、大阪市内での練習後に「そういう報道があるのはよく知っているし、いろんな判断があるけれど、正直何も決まっていない。今はドコモでプレーをしている。最善を尽くす中で、終わってから考える。何一つ決まっていない」と雑音をシャットアウトした。

　NTTドコモとの契約は1シーズンとされる。ただし、下沖正博ゼネラルマネジャーは、シーズン前から複数年の滞在を強く望んでいるだけに、リーグ戦でホワイトカンファレンス3位に導き、グラウンド内外で好影響を与える「ハカのリーダー」の引き留めに全力を注ぐとみられる。

　13人制参戦か、母国に戻って15人制の23年W杯を目指すのか、ドコモに残留するのか。今後が注目される中で、25日にプレーオフ初戦の2回戦・ホンダ戦（名古屋市・パロマ瑞穂）を迎える。一つ勝てば、今季のチーム目標「8強」を達成する。