永峰咲希がツアー初優勝の大会で首位発進 高麗グリーン専用パターで川奈攻略

[ 2021年4月23日 18:42 ]

女子ゴルフツアー フジサンケイ・レディース第1日 ( 2021年4月23日    静岡県 川奈ホテルGC富士C=6439ヤード、パー71 )

<フジサンケイレディース・初日>18番、バーディーを決めギャラリーの声援に応える永峰咲希(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 ツアー2勝の永峰咲希(24=ニトリ)が1イーグル、4バーディー、ボギーなしの65をマークし単独首位に立った。

 4番パー5。残り40ヤードから58度のウエッジで放った第3打がカップに入った。

 「砲台(グリーン)で面が見えていなかったけど、きれいに入ったみたいでギャラリーの歓声で気付いた」。会心のイーグルで勢いづくと、8番以降は4バーディーを奪取。「4番でイーグルが入って、1つもピンチがなくて最後まで来れた。イーグルが大きかった」と息をついた。

 芝目のきつい高麗グリーンで戦うダイキン・オーキッド・レディース、ツアー選手権リコー杯、フジサンケイ・レディースの3試合はテーラーメイドのマレット型パター「スパイダー」を投入している。18年のこの大会でツアー初優勝した時にも使っていたモデルで8番は5メートル、10番では9メートルのバーディーパットを沈めた。

 過去2試合は予選落ちに終わった。「調子は悪くないのにスコアが悪かった」。地元・宮崎に戻って、アドレスのアライメントのずれを修正し、川奈に乗り込んだ。

 川奈2勝目、ツアー3勝目に向けて「明日も風次第でバーディー合戦になる。チャンスを逃さずバーディーを取りたい」と意気込んだ。

続きを表示

2021年4月23日のニュース