パナソニックWTBコンビの福岡&竹山がトライで開幕4連勝に貢献

[ 2021年3月14日 20:08 ]

ラグビートップリーグ第4節   パナソニック26―13NTTドコモ ( 2021年3月14日    大阪・ヤンマーフィールド長居 )

<NTTドコモ・パナソニック>  後半37分 NTTドコモ・蔵田(左)のタックルを受けながらも、左スミにトタイするパナソニック・福岡(撮影・成瀬 徹)
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 ホワイトカンファレンス全勝同士の直接対決は、パナソニックがNTTドコモを26―13で下し、開幕からの連勝を4に伸ばし、首位をキープした。NTTドコモは今季初黒星で3勝1敗となった。

 パナソニックは両WTBが後半に1トライずつを奪い、勝利を決定付ける仕事を果たした。まずは同点とされた直後の後半12分、ハイパントキックで敵陣に攻め込むと、その後の右展開で最後は竹山晃暉(24)がインゴール右隅に華麗にダイブし勝ち越しトライ。「久しぶりだった」という地元・奈良に近い関西の試合でマン・オブ・ザ・マッチにも輝いた。

 同37分には順大医学部への進学が決まり、今季限りで現役を退く福岡堅樹(28)が見せた。相手ラインアウトが乱れたボールをフッカー堀江翔太が獲得すると、即座に攻撃に転じて左サイドの福岡へ。19年W杯8強入りの立役者は左足で巧みに対面の裏へキックを転がすと、自ら獲得してインゴール左隅へ。ビデオ判定(TMO)となったがトライが認められると、晴れ晴れとした笑みを浮かべた。

 日本代表で活躍してきた福岡と、23年W杯での活躍が期待される竹山。引退へのカウントダウンが進む福岡に竹山が「吸収するところがたくさんある。優勝して送り出せるようにしたい」と言えば、堀江も「僕がケガした時に治してもらえるように、早く医者になってほしい」と茶目っ気たっぷりのエールを送った。

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2021年3月14日のニュース