白鵬229日ぶりの白星 八角理事長「今日勝って普段の白鵬になるでしょう」

[ 2021年3月14日 20:13 ]

大相撲春場所初日 ( 2021年3月14日    東京・両国国技館 )

<大相撲春場所・初日>大栄翔(右奥)を寄り倒しで破った白鵬(左)は勢い余って土俵下に転がり落ちる(撮影・尾崎 有希)
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 4場所ぶりの出場となる横綱・白鵬が先場所優勝の小結・大栄翔を寄り倒しで下し、復帰戦を白星で飾った。

 立ち合いで右で張って相手の出足を止めると、すぐに左を差してそのまま一気に前に出た。

 昨年の7月場所10日目の北勝富士戦以来となる229日ぶりの勝利。取組後は取材対応をしなかったが、圧巻の相撲内容に八角理事長は「やっぱり立ち合いを一番警戒しての張り差しでしょう。先手を取るためにね。その辺が相撲の厳しさの違い。(大栄翔も)予測していたと思いますけどね」と評価した。

 一作年の九州場所から休場明けの場所は2場所連続で優勝している横綱。その“復元力”の力強さは八角理事長も認識している。「(今日の白星の意味は)本人が一番分かっていたんじゃないですか。勝てば(今場所の)流れが良くなると。今日勝って普段の白鵬になるでしょう」と見通しを語った。

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2021年3月14日のニュース