全勝対決はパナソニックに軍配 竹山が勝ち越しトライ 福岡がダメ押しトライ 両WTB競演

[ 2021年3月14日 16:02 ]

ラグビートップリーグ第4節   パナソニック26―13NTTドコモ ( 2021年3月14日    大阪・ヤンマーフィールド長居 )

<NTTドコモ・パナソニック>後半、敵陣でスクラムを組むパナソニック
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 全勝同士の直接対決は、パナソニックがNTTドコモを26―13で下し、開幕からの連勝を4に伸ばした。NTTドコモは今季初黒星で3勝1敗となった。

 パナソニックは風上の前半、ボール保持率で相手に上回られ、思うように得点できず。21分、ようやくペナルティーゴールで3点を先制も、同33分にトライを許して逆転された。それでも3分後、相手キックがパナソニックの選手に当たる幸運もあり、ルーズボールを拾ったCTBパークスが再びリードを奪うトライ。前半を10―7で折り返した。

 風下の後半はすぐに3点を返され再び同点となったが、同11分、FB野口のハイパントキックをCTBライリーが獲得。そのまま一気に攻め込むと、最後はWTB竹山がインゴール右隅に飛び込んで5点をリードした。8点リードの同36分には、相手ラインアウトが乱れたところをカウンター攻撃に転じ、WTB福岡が左サイドをキックを使って駆け上がりチーム3トライ目。4連勝を確実なものにした。

 過去11位が最高成績のNTTドコモだが、ニュージーランド代表SHのTJ・ペレナラが新加入した今季は開幕から3連勝。台風の目となっていたが、過去4度のリーグ王者に輝いているパナソニックが見事にはね返した。

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2021年3月14日のニュース