卓球WTT 美誠、先行許すも冷静さ失わず2戦連続V 張本も勝った!

[ 2021年3月14日 05:30 ]

女子シングルス決勝でプレーする伊藤(WTTDOHA2021提供・共同)
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 卓球のワールドテーブルテニス(WTT)のツアー、スターコンテンダー第1戦最終日が13日、ドーハで行われ、東京五輪日本代表がシングルスで男女アベック優勝した。女子決勝で世界ランキング2位の伊藤美誠(20=スターツ)が同12位のフェン・ティアンウェイ(シンガポール)を4―1で下し国際大会2戦連続制覇。男子決勝で世界5位の張本智和(17=木下グループ)が同42位のルウェン・フィルス(ドイツ)を4―2で下した。女子ダブルスの石川佳純(28=全農)平野美宇(20=日本生命)組は韓国ペアに敗れ、準優勝だった。

 1ゲームを先取されても伊藤は落ち着いていた。フェンの球筋に徐々に対応。サーブを読み、フォアハンドのリターンで強打を叩き込む得点が目立った。直近5連勝中で、ここまで通算6勝2敗のベテランを終盤は圧倒した。「試合がないと進んでいる方向が合っているか分からない。やっていることを出し切りたい」と臨んだドーハ遠征で2戦連続V。水谷と組む混合ダブルスは4強で敗れたものの、中国勢不在なら、力は抜けている。

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