キヤノンが4戦目で初白星 沢木敬介監督「自分たちのスタイルを信じ切ることができた」

[ 2021年3月14日 19:12 ]

ラグビートップリーグ第4節   キヤノン(勝ち点5)40―32ヤマハ発動機(勝ち点11) ( 2021年3月14日    静岡・ヤマハ )

キヤノンの沢木敬介監督

 キヤノンが沢木敬介監督(45)就任後4戦目で初白星を挙げた。前半3分にWTBエスピー・マレー(31)のトライで今季初めて先制。逆転された直後の後半9分にはジェシー・クリエル(27)のトライとなどで引き離し、後半35分には33―32と1点差に迫られ、シンビンで1人少ない状況ながらWTBマイケル・ボンド(34)のトライとなどで6連敗中だったヤマハ発動機から13年10月26日(28―18、秩父宮)以来の勝利を記録した。

 「FWが頑張ってくれました。良い準備を、良い形で出すことができました」と新加入のFB小倉順平(28)。マン・オブ・ザ・マッチのSO田村優主将(32)も「自分たちのスタイルを信じ切ることができました。これを続けていきたいです」。自陣からでもパスでつなぎ、PGを狙える場面でも果敢にトライを目指す戦い方に手応え。沢木監督は「常に100%の準備をして、100%の力を出せるように」と決意を新たにしていた。

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2021年3月14日のニュース