ジャンプ男子団体ラージヒル、日本4位でメダル逃す 佐藤幸椰「チームの力を再認識」

[ 2021年3月7日 03:44 ]

ノルディックスキー世界選手権第10日 ( 2021年3月6日    ドイツ・オーベルストドルフ )

 ジャンプ男子団体ラージヒル(ヒルサイズ=HS137メートル)が行われ、佐藤幸椰(25=雪印メグミルク)、中村直幹(24=東海大札幌ク)、佐藤慧一(23=雪印メグミルク)、小林陵侑(24=土屋ホーム)で組んだ日本はトップと29・1点差の合計1017・5点で4位となり2大会連続の表彰台を逃した。地元開催のドイツが競り勝ち2連覇。2位はオーストリア、3位はポーランドだった。

 1本目で1番手の佐藤幸が141メートル、4番手の小林が135・5メートルを飛ぶなど合計492・2点として、トップと12・8点差の4位で折り返し。続けて2本目でも佐藤幸が137メートル、2番手の中村が126・5メートルをマークするなどメダル争いを演じたがあと一歩及ばなかった。

 1本目に128・5メートルを飛んだ佐藤慧は「少し前に流れてしまう動きがあった。着地に大きな失敗があって悔しい」と反省。佐藤幸は「結果としてメダルが取れなかったので、日本チームの力を再認識してビッグタイトルを取ることに向けて準備しないといけない」と前を向いた。

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2021年3月6日のニュース