南ア代表WTBマピンピ「いつかチャンスは来る」　来日初トライでドコモ劇的開幕3連勝

ラグビー・トップリーグ第3節   NTTドコモ22―17リコー （ 2021年3月6日    花園 ）

＜NTTドコモ・リコー後半1分　左スミにトライを決めるNTTドコモ・マピンピ（撮影・成瀬　徹）
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　NTTドコモがチーム史上初の開幕3連勝を飾った。2019年のW杯優勝メンバー、南アフリカ代表WTBマカゾレ・マピンピ（30）が初出場初先発。そのマピンピが存在感を発揮したのが2点リードで迎えた後半開始直後だ。ダイナミックな走りで左ライン際を快走。インゴール左隅に飛び込み、来日初トライを挙げた。

　ここまでの2試合は戦術的な理由でベンチ外。待望のデビュー戦で開幕3連勝に貢献したワールドクラスのフィニッシャーは「まず、試合に出ることができてうれしい。いつかチャンスは来るとじっくり待っていた」と声を弾ませた。。

　試合を決めたのは、ニュージーランド代表SHペレナラ（29）だ。17―17の同点で迎えた後半終了間際に約40メートルを走り切り、左隅へ決勝のトライ。劇的な勝利を呼び込んだ。次週14日の第4節は強豪パナソニックが相手だ。大物助っ人コンビを軸にNTTドコモが4連勝を目指す。