19歳の西郷真央が初V王手 70で回り、首位タイで最終日へ ダイキン・オーキッドL第3R

[ 2021年3月6日 16:19 ]

女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース 第3日 ( 2021年3月6日    沖縄・琉球GC=6561ヤード、パー72 )

<ダイキンオーキッドレディス3日目>ホールアウトし笑顔の西郷真央(撮影・沢田 明徳)
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 西郷真央(19=大東建託)が5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算12アンダーで森田遥(24=新英ホールディングス)と並んで初日からの首位をキープした。

 西郷が「いい流れが来た」と振り返るのは前半のパー5の7番だった。残り59ヤードの第3打を58度でピンそば1メートルに寄せてバーディー。ここから3連続バーディーを奪い、一気にスコアを伸ばした。17番でダブルボギーがあったとは言え、「それがゴルフ」と気持ちを切り替えられる強さを持つ19歳。「一球、一球、気持ちを切り替えてプレーできている。今日はダブルボギーがあったけど、気持ちを切り替えてできていることが良かったのかな」と首位で最終ラウンドを迎える。

 プロ本格参戦2年目の西郷が、最終日を最終組で迎えるのは今大会が3度目。初優勝への期待も高まるが、「もちろん優勝したい気持ちはありますけど、優勝のことを考えても良いショットが打てるかは分からない。いいショットを打つためのことを考えて、しっかりプレーしたいと思います」と本人はいたって冷静だ。昨年は女子ツアーも新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたため、今大会は約1年3カ月ぶりに有観客で開催された。西郷にとっては、今回がプロ転向後初めてのギャラリーの前でのプレー。「バーディーを取った時の“ナイス”の拍手とかをしてくださっている。私にはプラスになっています」。“初体験”の応援も力に変えて、初勝利をつかみに行く。

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2021年3月6日のニュース