両横綱不在での貴景勝綱獲り、伊勢ケ浜審判部長見解「優勝しても高いレベル必要」

[ 2021年1月10日 05:30 ]

大相撲初場所 10日初日

土俵祭りに参列した伊勢ケ浜審判部長(左)と八角理事長(撮影・郡司 修)
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 初日から関取16人が不在となった異例の場所で大関・貴景勝が綱獲りに臨む。9日は国技館で土俵祭り後に行われた優勝額贈呈式に出席。記念撮影などには納まったが、取材には対応しなかった。

 昨年11月場所は13勝2敗で2度目の優勝。昨年12月の合同稽古で白鵬の胸を借りるなど精力的に汗を流し、しっかりと調整してきた。横綱審議委員会の推薦内規は「2場所連続優勝か、それに準ずる好成績」。先場所に続いて白鵬、鶴竜の両横綱との対戦はなく、連続優勝へのチャンスは広がるが、逆に昇進へのハードルは上がることになる。審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱・旭富士)はこの日、取材に応じ「横綱がいないのは大きい。優勝しても高いレベルの内容が必要になる」と見解を示した。

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