サクラセブンズ香川 経験積んで五輪へ、夢は普通の…

[ 2020年9月24日 19:19 ]

オンライン取材に応じた7人制女子日本代表の香川メレ優愛ハヴィリ
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 埼玉県熊谷市で合宿中の7人制ラグビー女子日本代表の香川メレ優愛ハヴィリ(18=アルカス熊谷)が24日、オンライン取材に応じ、「(五輪延期は)最初は戸惑いモチベーションが下がったが、まだ(チーム)最年少で経験も少ない。もう1年、経験を積んで挑めるとポジティブにとらえて切り替えている」などと思いを語った。

 香川は17歳で国際大会デビューを果たしたサクラセブンズのエース候補。1メートル70、71キロと日本の女子選手では恵まれた体格を武器にしたボールキャリーが持ち味だ。本人も「強みが世界でもだんだん通用していると感じていた」と語る一方、「世界レベルで見た時に(ボールキャリアの)回数が少なかったり、運動量が必要」と痛感。「もっと自分の強みを(試合の中で)何回も出して、チームの力になりたい」とフィットネスの向上に努める考えを明かした。

 29日に19歳の誕生日を迎える乙女の悩みは、今年4月に入学した早大に、いまだ通えていないこと。授業は全てオンラインで、キャンパスには一度も足を踏み入れられていないといい「大学生活が送れていないので、充実したキャンパスライフを送って、友だちにも会いたい」と等身大の夢を語った。

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2020年9月24日のニュース