全柔連・山下会長 男子66キロ級五輪代表決定戦に期待

[ 2020年9月24日 16:34 ]

柔道のGS東京大会の中止を受けて、JOC内で取材に応じる全柔連の山下泰裕会長
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 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長(63)が24日、東京都内で取材に応じ、22日にグランドスラム(GS)東京大会(代々木競技場)の中止が決定した件について、改めて「最初はショック、残念だった」と語った。

 当初は国際柔道連盟(IJF)のマリウス・ビゼール会長から「やれるか?」と開催に前向きな打診があったものの、先週になって突然、来年3、4月への延期開催を通告されたという。国内では3月に全国高校選手権(日本武道館)、4月に全日本選抜体重別選手権(福岡)や全日本選手権(日本武道館)の開催が控えており、山下会長ら全柔連は延期は困難と判断。「全柔連の中でもGS東京大会の開催への思いが一番強かったのが私だと思う。(東京五輪へ)機運を盛り上げるのがわれわれの仕事」としながらも、断腸の思いで延期開催を断り、中止になった経緯を明かした。

 GS東京大会の中止は、男女14階級中13階級で決定している東京五輪代表選手の調整過程に少なからず影響を及ぼすとみられる。それでも山下会長は「一番相応しい強化委員長と、最高の男女監督がいる。そこは全面的に信頼している」と金野潤強化委員長、男子の井上康生監督、女子の増地克之監督の“采配”に全幅の信頼を寄せた。

 同大会が最終選考会になる予定だった男子66キロ級の五輪代表選考については、同時期に阿部一二三(パーク24)、丸山城志郎(ミキハウス)のワンマッチ決定戦を開催する予定になっている。独特の緊張感に包まれるワンマッチ決定戦は、2人に過度の負担を掛ける可能性があるが、山下会長は「世界で勝てる選手は、どういう状況下でも、そこに自分のコンディションを持っていける。条件は同じ。ネガティブに考えている人は、世界で戦う資格がない。物事をポジティブに、自分のエネルギーにできる人じゃないと。だからそこは全く心配していない」と話した。

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