森喜朗会長、五輪中止論に「そういう想定で考えてない」 自転車五輪代表の激励式で

[ 2020年8月8日 14:50 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
Photo By スポニチ

 東京五輪、パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が8日、静岡県伊豆市の東京五輪会場「伊豆ベロドローム」で自転車トラック競技の日本代表内定選手の激励会に出席した。

 来賓のあいさつで森会長は「もし来年コロナが収束しないで、五輪ができなくなったら、会長どうされるかと必ず聞かれる。私はそういう想定を考えてない。必ず21年、オリンピックができる」とあらためて強調した。

 橋本聖子五輪相も出席し「延期の五輪は過去に1度もない。過去に1度も経験したことない経験を選手がすることは私は素晴らしいこと。自分自身のレガシーを刻む上で大変な素晴らしい経験になる」と話した。ちょうど1年後は自転車トラック競技の最終日、閉会式が行われる。「本来ここの場所は、たくさんのメダルを獲った祝賀会になるはずだった。絶対にメダルを獲る思いで選手のみなさんはいる」とし「全力でこのバンクを駆け抜けていただきたい」と語った。

続きを表示

2020年8月8日のニュース