福岡、7人制アジャストが鍵…15人制とは別物、体も感覚も“変化”必要

[ 2020年1月19日 06:15 ]

福岡堅樹、7人制日本代表入りへ活動本格化

7人制で本格的に活動を始める福岡(撮影・椎名 航)
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 【大畑大介が見た五輪への道】福岡選手に一番求められるのはスピードです。それしかありません。攻撃しかり、防御しかり。私も7人制のプレー経験がありますが、同じラグビーとはいえ、15人制とまったくの別物と考えた方がいいでしょう。7人制で一番大切なのは回復力。15人制とサイズが同じフィールドを走り回るわけですから。

 早めに代表に合流するメリットとして挙げられるのは、自分の体を早くアジャストできること。まず、体重を落とさなければなりません。15人制は格闘技の要素も含みますが、7人制はランニングスキルが一番要求されます。15人制でつけた鎧を脱がないといけない。私も7人制の時は2キロから3キロ体を軽くしました。ただ単純に体重を落とすのではなく、トレーニングを継続しながら落としていく難しさがあります。

 感覚も変えていく必要があります。15人制は前に進めばいいわけですが、7人制は360度、全方位から攻めることができるし、ボールを動かすことができる。その分、感覚も研ぎ澄まさなければいけません。

 15人制でのパフォーマンスは抜群です。ただ、代表に選ばれるかまだわかりません。7人制専門でプレーしている選手もいるわけで、福岡選手といえどもそんな簡単なものじゃありません。今からどれだけアジャストできるかでしょう。(元日本代表)

 ▽7人制ラグビー 1883年にスコットランドで初めてプレーされたとされる、15人制の派生種目。1チーム当たりのオンザピッチは7人で、5人のリザーブを含む12人で編成。試合時間は前後半7分の計14分間だが、15人制と同じ広さのピッチを半分以下でカバーするため、ポジションにかかわらず高いアスリート能力が求められる。基本的なルールは15人制と同一だが、得点後は得点側のキックオフで再開、スクラムは3対3、コンバージョンやペナルティーキックはドロップキックで行われるなどの違いがある。

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