早田ひな 号泣V「恩返しできてよかった」、初の日本一「美誠の存在があったから」

[ 2020年1月19日 16:10 ]

卓球 全日本選手権最終日 ( 2020年1月19日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

初優勝を飾り、しゃがみ込んで号泣する早田ひな(撮影・北條 貴史)
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 女子シングルス決勝が行われ、早田ひな(19=日本生命)が東京五輪代表の石川佳純(26=全農)に4―1で勝利。初の日本一に輝いた。

 優勝が決まった瞬間、しゃがみこんで号泣した早田。「頑張っても頑張っても、結果が出ない時がすごく多かった。でもたくさんの方が“ひなちゃん頑張れ”と応援してくれたので、恩返しができてよかった」と喜びをにじませた。

 準決勝では、18日のダブルスでペアを組んだ伊藤美誠(19=スターツ)を撃破。「ダブルスを組んでいたり、普段の練習でも一緒にいる仲間だけど、試合の時はライバル。美誠の存在があったから私はここまで来れたと思う」と感謝した。

 初の日本一に輝き、好スタートを切った20年。「オリンピックには選ばれていないけど、この1年のテーマは『挑戦』。いろんなことにチャレンジして、逃げていた部分とも向き合って頑張っていきたい」と話した。 

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