黄金世代ひなが日本一!“みうみま”に「続きたいなという気持ちがあった」

[ 2020年1月19日 18:27 ]

卓球 全日本選手権最終日 ( 2020年1月19日    丸善インテックアリーナ大阪 )

<全日本卓球選手権 女子シングルス決勝>強烈なフォアでチャンピオンシップポイントを奪う早田ひな(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 女子シングルスは早田ひな(日本生命)が初優勝を飾った。準決勝では伊藤美誠(スターツ)を破り、決勝では石川佳純(全農)に勝利。東京五輪のシングルス代表に決まっている2人を連破し、日本一に輝いた。

 17年は平野美宇(日本生命)、18、19年は伊藤が制した。早田も含めた3人は00年生まれの黄金世代。「(平野と伊藤に)続きたいなという気持ちがあった」と笑みを浮かべた。

 世界ランクで東京五輪のシングルス代表には入れず、今月6日発表の団体要員にも選出されなかった。「落ち込んだというより、この結果じゃ無理だろうなと思った」と言う。

 五輪代表はモチベーションを高めることが難しかった可能性もあるが、早田は違った。「代表が発表されてから、追い込んで追い込んで、練習も自分が納得しても、もうちょっとやったりした」。コートで真摯(しんし)に汗を流し、大型サウスポーがタイトルをつかんだ。

 3月の世界選手権団体戦(韓国)の代表にも決まり、24年パリ五輪に向けて好スタートを切った。「ここから4年、どう変われるのか。20年のテーマを“挑戦”にして、逃げずに頑張る」。ひなが、大きく翼を広げた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月19日のニュース