豊昇龍 早くも休場危機 一人横綱初日にいきなり右太腿裏負傷 痛めた瞬間「音がした」

[ 2026年5月11日 04:40 ]

大相撲夏場所 初日 ( 2026年5月10日    両国国技館 )

<夏場所初日>高安(左)に上手投げで敗れた豊昇龍(撮影・河野 光希)
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 一人横綱の豊昇龍(27=立浪部屋)がいきなり休場危機に立たされた。小結・高安(36=田子ノ浦部屋)の左上手投げに屈し、右太腿裏を負傷。花道奥からは車椅子に乗って両国国技館内の診療所に直行した。今場所は横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)とカド番の大関・安青錦(22=安治川部屋)が休場。先場所覇者で大関復帰の霧島(30=音羽山部屋)は隆の勝をはたき込み、白星スタートを切った。

 大の里の休場で一人横綱となった豊昇龍に、またしても試練が訪れた。5連勝中だった高安戦。立ち合い直前、10秒間にらみ合った。塩を取りにいく直前には右足で土俵を強く踏みしめ、闘志を表した。前日9日の最終調整では、報道陣から問われた昇進8場所目の初賜杯について、「大丈夫だよ。心配すんな!」と力強かったが、落とし穴が待っていた。

 立ち合いで左を差し、出た後に右を巻き替えた。その瞬間、左上手を引いた高安が投げを打ちながら右手で頭を押さえつけにきた。開脚しながら落ちるのを拒んだが、無理な抵抗だった。右太腿裏を痛め、館内は騒然となった。

 土俵から下りると若者頭の肩を借りて歩き、花道奥からは車椅子に乗って両国国技館内の相撲診療所に締め込みのまま直行。20分間、患部のアイシングを行った。診察後は右足を引きずる様子で、報道陣の質問には無言だった。

 関係者によると、痛めた瞬間に「音がした」と漏らしていたという。土俵下の浅香山審判長(元大関・魁皇)は「太腿を押さえていた。足を開いていった時に痛めた感じに見えた。ケガの度合いにもよるけど、心配。肉離れならすぐに(復帰)とはいかないかも。見てる限り、かなり痛そうだった」と状況を懸念した。今場所は横綱・大の里、カド番大関の安青錦も休場。波乱のスタートで、いきなり2横綱1大関不在の危機を迎えた。

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