バックスの連勝が18でストップ ドンチッチを欠くマーベリクスにホームで苦杯

[ 2019年12月17日 13:58 ]

バックスのアデトクンボをマークするマーベリクスのパウエル(AP)
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 NBAは16日に各地で7試合を行い、東地区全体首位のバックスは地元ミルウォーキーでマーベリクスに116―120(前半56―59)で敗れて24勝4敗。11月8日のジャズ戦で敗れて以来続いていた連勝は「18」でストップし、1970年シーズンに樹立していたチームの最長連勝記録(20)を更新することはできなかった。

 バックスは第3Q終了時点で10点を追う展開。残り3分13秒でも15点差だったが、残り8秒に4点差まで急追した。しかし反撃もここまで。昨季のMVP、ヤニス・アデトクンボ(25)は34分の出場で48得点と14リバウンドをマークしたが、チームのフィールドゴール(FG)成功率は41・9%(今季はリーグ1位の48・7%)と低調だった。

 マーベリクスは18勝8敗でロードでは10勝2敗。昨季の新人王で今季は29・3得点、9・6リバウンド、8・9アシストを稼いでいたルカ・ドンチッチ(20)が右足首の捻挫で戦列を離れたが、221センチのクリスタプス・ポルジンギス(24)が4本の3点シュートなどで26得点と12リバウンド、2ブロックショットをマークしてドンチッチの穴を埋めた。

 ロケッツは地元ヒューストンでスパーズに109―107(前半53―72)で逆転勝ち。第2Q途中で最大25点差をつけられたが、31得点を挙げたラッセル・ウエストブルック(31)、28得点のジェームズ・ハーデン(30)ら主力が踏ん張って試合をひっくり返した。第3Qは30―17で第4Qは26―18。これまでの最大逆転勝利は、1977年1月22日のトレイルブレイザーズ戦で記録した23点差だったが、それを超えるチーム新記録となった。

 <16日の結果>

ウィザーズ(8勝17敗)133―119*ピストンズ(11勝16敗)
*ラプターズ(18勝8敗)133―113キャバリアーズ(6勝21敗)
マーベリクス(18勝8敗)120―116*バックス(24勝4敗)
*サンダー(12勝14敗)109―106ブルズ(10勝19敗)
*ロケッツ(18勝9敗)109―107スパーズ(10勝16敗)
*グリズリーズ(10勝17敗)118―111ヒート(19勝8敗)
トレイルレブレイザーズ(11勝16敗)111―110*サンズ(11勝15敗)

 *はホームチーム

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