ヘルメットで殴ったブラウンズのギャレットに厳罰 無期限の出場停止処分

[ 2019年11月16日 18:02 ]

ヘルメットをもぎとってスティーラーズのルドルフに殴りかかったブラウンズのギャレット(AP)
Photo By AP

 NFLブラウンズ守備陣の要、ディフェンス・エンド(DE)のマイルズ・ギャレット(23)が今季残り6試合への出場停止処分を科せられ、処分期間は「無期限」という厳罰を命じられた。

 14日に地元クリーブランド(オハイオ州)で行われたスティーラーズ戦の終了間際、相手の新人QBメイソン・ルドルフ(24)からヘルメットをもぎとり、それを振り回して殴打しようとした信じられないラフプレーに対しての処分。2017年ドラフトで全体トップで指名され、今季は10試合でQBサックを10回記録していたが戦列に復帰できるかどうかは不透明になった。

 ギャレットは普段はおとなしい性格で、詩を好んで古生物学にも興味を示す“インテリ派”の選手だが、スティーラーズ戦では21―7でチームが勝っていたにもかかわらずエキサイト。本人は「大きなミスを犯してしまった。冷静さを保つことができなかった。自分でも受け入れられない」と反省してルドルフにも謝罪の意を示したが時すでに遅し。再びフィールドに立てるかどうかは微妙で、大きな代償を払う“反則”となった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年11月16日のニュース