川井姉妹ら貫禄勝ち!5連覇狙うレスリング日本、2連勝で決勝進出

[ 2019年11月16日 18:27 ]

レスリング女子国別対抗戦W杯第1日 予選リーグA組   日本 9―1 ウクライナ、日本 6―4 中国 ( 2019年11月16日    成田市中台運動公園体育館 )

<2019女子レスリングW杯成田大会 予選ラウンド(日本・中国)>62キロ級、フォール勝ちしガッツポーズを見せる川井友(左)(撮影・会津 智海)
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 大会5連覇を狙う日本が予選リーグA組2連勝で1位通過し、決勝進出を決めた。17日の決勝では同B組1位の米国と対戦する。

 日本は20年東京五輪代表に内定している57キロ級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)、62キロ級の川井友香子(至学館大)ら主力を温存したウクライナ戦に9―1で完勝。2年連続準優勝の中国戦には川井姉妹らを投入した。1番手で登場した50キロ級の元世界女王・須崎優衣(早大)が16年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの孫亜南に3―2で逆転勝ちする好スタート。53キロ級でも元世界女王の奥野春菜(至学館大)が試合終了間際に4―3と逆転する劇的な勝利を収め、波に乗った。

 55キロ級では今年の世界ジュニア選手権優勝の花井瑛絵(至学館大)が6―0で快勝し、57キロ級の川井梨も6―0と貫禄勝ち。59キロ級では世界ジュニア女王の稲垣柚香(愛知・至学館高)が昨年の世界選手権優勝の栄寧寧を2―0で破る殊勲を挙げた。62キロ級の川井友が第2ピリオドにフォール勝ちして6連勝とし、この時点で勝ち越しを決めた。

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