“下克上”甲子園切符狙う関学大、敵地で西南学院大に勝利

[ 2019年11月16日 15:30 ]

アメリカンフットボール 甲子園ボウル西日本代表校決定トーナメント2回戦   関学大47―26西南学院大 ( 2019年11月16日    福岡・春日公園球技場 )

西南学院大を下し、試合後に選手に話しかける関学大・鳥内秀晃監督
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 関学大が順当にリベンジロードの第一歩を踏み出した。関西学生1部リーグ最終節で立命大に敗れてから中5日。敵地に乗り込み、ジャイアントキリングを狙う西南学院大(九州代表)を退けた。

 ただ、下克上の甲子園切符に向けて、十分な手応えを得られた内容とはいえない。第1Qは0―0。オフェンスに精彩を欠き、K安藤亘祐(4年)は先制機のFGを逃した。

 動きの重い攻撃に、活力を吹き込んだのがQB奥野耕世(3年)だった。第2Q1分53秒に17ヤードの先制TDラン。3分37秒にはRB三宅昂輝(3年)のTDでリードを広げた。

 14点差の安全圏に入りながら、その後は地元で大物食いを狙う相手の迫力に劣勢ムード。ディフェンスの主力が体力温存のため退いたこともあり、4TDを許したのは反省材料になった。

 次のステージに進んだとはいえ、手にした収穫は乏しい。17日に関西3位の神大が中京大(東海代表)と激突する。リーグ戦では2点差で辛勝した神大との“再戦”は、決して楽観視できない。学生王者の試練は続く。

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2019年11月16日のニュース