日本スポーツ協会 不正アクセスでデータ63万件が消失 悪用された例は確認されず

[ 2019年11月16日 05:30 ]

 日本スポーツ協会は15日、保有する国体参加者や公認スポーツ指導者の氏名、生年月日といったデータが延べ約63万件、不正アクセスを受けて消失したと発表した。住所や電話番号、クレジットカードなどの情報は含まれておらず、悪用された例は確認されていないとしている。

 消失したのは冬季国体で2005年の第60回大会から19年の第74回大会に出場した選手らの元データのコピー。システム開発を委託した企業が作業中に不正アクセスに遭ったという。警察や監督官庁には届け出ており、同協会は今後の対策として「情報セキュリティー対策の一層の強化に取り組んでいく」と述べた。

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2019年11月16日のニュース