東京五輪マラソン&競歩 大通公園を発着点で最終調整

[ 2019年11月16日 05:30 ]

2020年東京五輪マラソン、競歩

マラソン・競歩の発着点となる見込みの札幌・大通公園
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 札幌開催が決まった2020年東京五輪のマラソン、競歩の発着点は、いずれも市中心部の大通公園とする案で最終調整されていることが15日、関係者への取材で分かった。発着点を同一として、運営や放送の設備などの効率化を図る方向だ。大会組織委員会は12月4日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会の審議で、発着点の承認を目指している。

 コース案は18日の組織委、札幌市、北海道による実務者会議で示される見通し。マラソンは毎年夏の北海道マラソンのコースから一部を削り、北海道大キャンパスなど市中心部を巡る周回コースを2周する案が有力。競歩はマラソンコースの一部を活用し、南北を貫く目抜き通りの「札幌駅前通」を往復する案が出ている。

 大通公園はスペースの確保が難しいため、仮設の観客席は設置しない方針で、観戦は沿道のみとなる。

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2019年11月16日のニュース