鈴木愛 3週連続Vへ1打差3位浮上「世界で50勝以上している方と戦えるのは光栄」

[ 2019年11月16日 15:52 ]

女子ゴルフ 伊藤園レディース第2日 ( 2019年11月16日    千葉県長生郡長南町 グレートアイランド倶楽部(6741ヤード、パー72 )

<伊藤園レディース2日目>15番でバーディーを奪い笑顔の鈴木愛(撮影・沢田 明徳)
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 6位で出た賞金ランク2位の鈴木愛が67と伸ばして1打差の3位に浮上した。

 序盤はなかなかバーディーを奪えなかったが、6番で1メートルを決めてスコアを伸ばす。しかし直後の7番でボギー。それでも9番でバーディーを奪い盛り返すと、15、16番で1メートルのバーディーパットを決める。さらに17番でも8メートルをねじ込み3連続バーディーで一気に順位を上げてきた。

 「(ショットが)昨日よりもさらに気持ち悪さが増して。パットもあまりしっくりきてなくて」と景気のいい言葉は出てこない。

 だが、2週連続優勝を果たした好調さと、通算15勝を挙げているこれまでの経験値を生かして、しっかりスコアをまとめた。

 最終日は賞金ランク首位の申ジエが最終組。鈴木はその一組前で回ることになる。「今まで賞金女王争いは意外に直接対決がなかった。ジエさんは世界で50勝以上もしている。そういう方と(優勝を懸けて)戦えるのは光栄なこと」と元世界ランク1位の“女王”とのV争いを喜ぶ。

 左手首と親指のケガで9月から4試合の休養を余儀なくされたが、三菱電機レディースで復活優勝。そこから2週連続Vしているが「特に疲れは感じていない」と好調をキープ。プレーへの集中力も高まっており「今までで一番というくらい周りのことは気にしていない。自分に余裕が出てきている」と手応えを口にする。

 最終日は07年の全美貞(ジョンミジョン)に続く2人目の3週連続V、そして賞金ランク首位奪取に挑む。

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2019年11月16日のニュース