渋野日向子帰国会見「シンデレラは良く言いすぎかな」

[ 2019年8月6日 16:06 ]

<渋野日向子帰国>全英女子オープンから凱旋帰国した渋野日向子は祝福に笑顔を見せる(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 AIG全英女子オープンを制した渋野日向子(20=RSK山陽放送)が6日夕、羽田空港着の日航機で帰国。空港内で記者会見に臨んだ。

 紫色のシャツに白いパンツルックで優勝トロフィーを掲げ、「シンデレラスマイル」を連発。「42年ぶりの日本人優勝をすることが出来ました。緊張していて何をしゃべっていいか分かりませんがよろしくお願いします」とあいさつした。

 優勝について「想像以上だったのでビックリしました」と白い歯を見せ、「イギリスに着いた時から早く日本に帰りたかった」と明かした。スコアを落とした時は怒る時もあるが、今回は「攻めた結果なので怒ることはなかった」とも。気持ちを切り替えるには「食べ物を食べる」といい、「ギャラリーさんの声にも凄く切り替えられました」と感謝した。
 
 海外メディアが「スマイルシンデレラ」と報じたことについては「シンデレラは良く言いすぎかな」と謙そんしつつ「そうやって名付けてもらったのはうれしかったです」と照れまくり。「ボギーを打った後はさすがに笑えませんが、その怒りをぶつけてバーディーをとると笑顔になります」とも話した。

 帰国して「今は焼肉が食べたい」と素直に語り、英国出発前も好きな部位について「タンとミノとセンマイ」を上げていた。国内大会は予定通り参戦し、「(今週末の)明治カップはチョコレートが楽しみ」とスイーツ好きのキャラクターを強調。「全英の次の週になるので注目に応えないといけないけど、いつも通り自由にやりたいな」と、目指すゴルフは変えない考え。東京五輪に向けては「最高の結果。強い気持ちがわいてきました」と目指すという。
 
 日航からは機内で優勝を祝うケーキと、大量の駄菓子「タラタラしてんじゃね~よ」を振る舞われ、知事らからのお祝いメールも1000件以上に上った。ラウンド中に食べる駄菓子などが国内で品薄になっている現象については「ネットニュースでも拝見しました」。中学生や高校生の頃から「お菓子を食べることによって緊張もちょっとはほぐれる」といい、会見後に一番食べたい菓子は「梅コンブ、コンブが食べたいです」と笑顔を欠かさなかった。

続きを表示

2019年8月6日のニュース