渋野は「“役割性格”をしっかり分かっている」スポーツ心理学専門家が分析

[ 2019年8月6日 08:47 ]

笑顔で優勝会見する渋野(撮影・沢田 明徳)
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 「スマイルシンデレラ」と呼ばれるほど、笑顔が印象的だった渋野。スポーツ心理学博士の布施努氏(56)は「ミスをした時に笑顔になることで気持ちを切り替えることができるのはもちろん、勝てる自分はどういう人なのかという“役割性格”をしっかり分かっている。笑顔でいることも、お菓子を食べることも“勝てる自分像”の中にあるのだろう」と分析した。

 最終18番ホールでは強気なパットを決めた。決めれば優勝という重圧がかかる場面だったが「“笑顔でここまでやってきて、パットは得意。打ち切るのが勝てる自分だな”と分かってる。役者としてなりきっていた」と印象を明かした。「米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手もそうだが、自分ができることをしっかりやることができる。それは自分自身としっかり向き合えているから」と指摘した。

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