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色紙に「笑顔」 渋野 高校までのコーチが明かす「スマイルシンデレラ」の秘密

[ 2019年8月6日 05:56 ]

国内ツアー初優勝後、コーチの佐藤純さんに報告した渋野日向子(佐藤さん提供)
Photo By 提供写真

 AIG全英女子オープンを制した渋野日向子(20=RSK山陽放送)の快挙に5日、地元・岡山が歓喜に沸いた。小学校時代から通った駄菓子店では「うれしいどころの話じゃない」と大喜び。小中高と練習に励んだゴルフスクールのコーチは「幼い頃から飛び抜けた才能だった、よく成長した」と感極まった。

 渋野が小学校時代から通った岡山県瀬戸内市の「パルグリーンゴルフクラブ」では深夜のパブリックビューイングが開催され、約50人が4日夜から5日未明にかけて声援を送った。壁には「メジャー制覇へ行けー!ひなちゃん!!」の貼り紙。優勝の懸かるパットが決まると立ち上がって喜びを爆発させ、大歓声が湧き起こった。

 スクールでコーチを務めた佐藤純さん(46)は、くす玉を割って祝い「最高だった。それ以外にない」と感極まった表情で喜びを表した。小2での入門から、部活と掛け持ちした作陽高時代まで指導。「スイングの切れが飛び抜けていた。こういう子がプロになるんだと思った」と振り返る。

 普段は明るく天真らんまんな少女だったが、ゴルフでミスをすると態度に出ることも多かったという。その渋野が現在ラウンド中に見せるスマイルは「苦しくてもあえて笑顔を作ろうという、お父さんとお母さんの考えだった」と明かした。中学の送別会で知人らに渋野が贈った色紙は「笑顔」。今もクラブハウスに飾られているその二文字こそ、渋野の原点となった。

 練習では足元がグラグラと揺れるバランスディスクを使い、スイングを強化。下半身が安定し、体幹が鍛えられた。笑顔とパワーの源になる駄菓子は「そういえば、バッグの中にいつも入れていた」と佐藤さんは笑う。「成長して粘り強いプレーを見せてくれた。これからも笑顔を絶やさず活躍してほしい」と、教え子のさらなる飛躍を願っていた。

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