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新日鉄釜石OBの桜庭吉彦氏、初の代表戦実現に「感慨深い」

[ 2019年8月6日 10:30 ]

ラグビーW杯日本大会9・20開幕

ファンを出迎える桜庭さん(撮影・久冨木 修) 
Photo By スポニチ

 【W杯への鼓動】9年W杯唯一の新設会場が、岩手県釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムだ。7月27日に初の国際試合となる日本―フィジー戦を開催し、W杯への準備を整えた。

 「震災後の町の状況からはラグビーW杯どころではなかった。招致と復興を両立できるのか、僕自身も迷いがあった」。新日鉄釜石OBで、チームを受け継いだ釜石シーウェイブス(SW)でGMを務める元日本代表ロックの桜庭吉彦氏(52)は明かす。だが、震災で家族や家を失った人々が復興のためにW杯を実現させようと取り組む姿に心を揺さぶられ、タウンミーティングなどでW杯の意義を説明し、理解を得る役割を担ってきた。スタジアムが建設されたことで釜石初の日本代表戦も実現。「感慨深いです」と話した。

 桜庭氏もW杯後の取り組みが重要だと考えている。釜石SWを強化し、ファン層を開拓して東北全体を代表するようなチームにするほか、スタジアムを有効活用するため高齢者の健康活動の拠点にするアイデアもある。中高校生の間にもW杯を通じて町づくりに取り組もうとする機運が高まっていると指摘し、「非常に心強いし、それが地域への誇りや愛着に変わっていく。世界的イベントの成功への貢献感が、地域の未来へ向けたレガシーになる」と強調した。

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