バックスが18年ぶりにシリーズを制覇 ピストンズはプレーオフで通算14連敗

[ 2019年4月23日 14:43 ]

41得点を挙げたバックスのアデトクンボ(AP)
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 NBAで今季最高勝率(・732=60勝22敗)を挙げていた東地区1位のバックスは22日、敵地デトロイトで8位のピストンズを127―104(前半56―62)で下して4戦全勝。2001年の東地区準決勝でホーネッツを4勝3敗で退けて以来、18年ぶりにシリーズを制覇して1回戦を突破した。

 シーズンMVP候補のヤニス・アデトクンボ(24)は32分の出場で41得点、9リバウンド、4ブロックショットをマーク。前半では6点差をつけられたが、第3Qを39―23として一気に逆転した。

 バックスはプレーオフで9回連続でシリーズ敗退を喫していたが、ようやくこの不名誉な記録にもピリオド。東地区準決勝では同4位のセルティクスと顔を合わせるが、セルティクスも1回戦(対ペイサーズ)をスイープで勝ち上がっており、今ポストシーズンで無敗同士のチームが激突することになった。

 ピストンズは4戦合計で95点差をつけられて完敗。プレーオフでは2007年の東地区決勝第5戦(対セルティクス)から白星がなく、通算14連敗はリーグ・ワースト記録となった。

 西地区5位のジャズは地元ソルトレイクシティーで4位のロケッツを107―91(前半53―47)で下して1勝3敗。2季目のドノバン・ミッチェル(22)が40分の出場で31得点をマークし、要所の第4Qでも1人で19得点をたたき出してチームを勝利に導いた。

 ロケッツはスイープでの勝ち抜けに失敗。ジェームズ・ハーデン(29)は30得点、クリス・ポール(33)が23得点、8リバウンド、7アシスト、5スティールを稼いだが、第4Qで12―31とリズムをつかめずに敗れた。
 

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