第3コートは波乱含み?張本が崖っぷちから大逆転 最後は7連続得点で6回戦へ

[ 2019年1月18日 12:58 ]

全日本選手権第5日 ( 2019年1月18日    大阪 丸善インテックアリーナ大阪 )

張本智和
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 男子シングルス5回戦で、前年に史上最年少優勝をした張本智和(15=エリートアカデミー)が苦しみながら突破した。16年ジュニア準優勝の緒方遼太郎(20=早大)に5ゲーム目を奪われて、ゲームカウント2―3と追い込まれた。

 6ゲーム目を11―4で制しながら、ファイナルゲームは1―6の崖っぷち。だが、ここから底力を見せた。サーブのコースを読んで大胆に動く場面もある相手の裏を突いて強打を見舞うなど、リズムを取り戻す。最後は、4―7から7連続ポイントで大接戦を制した。得点のたびに、「チョー、チョー、チョー」の大絶叫が会場内に響き渡った。

 同じコートの直前の試合では、2年前の女王平野美宇が女子シングルス5回戦で中学2年・木原美悠に敗れる番狂わせが起きた。この第3コート。この日最初の試合は、昨年女王の伊藤美誠が浜本由惟にさんざん苦しめられた。有力選手ばかりが登場する第3コートだが、もしかしたら波乱の空気が漂っているのかもしれない。

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2019年1月18日のニュース