立行司・伊之助　土俵下落下も軍配きっちり「大丈夫」

大相撲初場所５日目   ○白鵬―錦木● （ 2019年1月17日    両国国技館 ）

行司の式守伊之助（左）から懸賞金を受け取る白鵬（撮影・久冨木　修）
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　今場所から行司の最高位、立行司に昇格した第４１代式守伊之助が、土俵下に落下しながらも結びの一番をきっちり裁いた。

　取り直しとなった白鵬―錦木の一番で、勝負が決まるのと同時に勢い余って落下したが、軍配はしっかりと白鵬の西方に。「（勝負を）見ようという意識だった。ちゃんと見ながら落ちてる」。落下した際には相当な痛みがあったようだが「大丈夫。トレーニングしているから」と笑顔を見せた。今場所は結びの一番が３日連続で物言いがついている。