鶴竜 横綱在位29場所で11度目の休場 井筒親方「痛みがある、怖いと言っていた」

[ 2019年1月18日 13:53 ]

大相撲初場所6日目 ( 2019年1月18日    両国国技館 )

鶴竜
Photo By スポニチ

 横綱・鶴竜(33=井筒部屋)が初場所6日目の18日、日本相撲協会に「右距踵関節損傷、右踵骨骨挫傷、今後約2週間の加療を要する見込みである」との診断書を提出して休場した。6日目の対戦相手、北勝富士は不戦勝。

 先場所も右足首の故障で全休している。今場所前の稽古も十分ではなかった。自分の血液を使った再生医療などで懸命に右足首を治療したが本調子には戻らず、5日目まで2勝3敗だった。

 師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)は「昨日、話をした。痛みがある、ということだった。ぶっつけ本番みたいで、下がると残せない。左脚にも負担がかかって張ってしまい、怖いと言っていた」と明かした。

 休場は2場所連続12度目。横綱としては在位29場所で11度目。

 引退した稀勢の里(現荒磯親方)に続く離脱で、白鵬が一人横綱を務める。同親方は「治療しながら、動かしていく」と春場所の出場を目指して調整する意向を示した。

 今場所の十両以上の休場者は大関・栃ノ心、十両・隆の勝に続き3人目。

続きを表示

この記事のフォト

2019年1月18日のニュース