大坂“ケイのおかげ”圧倒ストレート「アップ4回できた」

[ 2019年1月18日 05:30 ]

テニス全豪オープン第4日 女子シングルス2回戦   大坂2-0ジダンセク ( 2019年1月17日    オーストラリア・メルボルンパーク )

女子シングルスで3回戦進出を決めた大坂
Photo By 共同

 想定時間に試合が始まらなくても、大坂の心は整っていた。第1セットで3度ブレーク。第2セットも第7、9ゲームをブレークして危なげなく2回戦を突破し「悪くはなかったけど、もっとミスを減らすことができた。そこを改善したい」と振り返った。

 同会場で直前に行われた錦織の試合が4時間近い接戦となった上、開始直前に雨が降りだしスタートが遅れた。それでも、錦織に「ナイスマッチ」と声を掛け「試合がとても長かったおかげでウオーミングアップが4回もできた」と冗談を言う余裕もあった。雨で待機中も音楽を聴きながら集中力を切らさず快勝につなげた。

 3回戦では第28シードの謝淑薇(台湾)と対戦するが、不安材料がないわけではない。第2セットには背中を気にするしぐさを見せ、トレーナーを呼んで渡された錠剤を口にする場面もあった。「試合に勝ったことが全て。大きな問題ではない」とけむに巻いたが、状態が心配される。

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2019年1月18日のニュース