白鵬“捨て身”全勝キープ、取り直しの末通算1100勝

[ 2019年1月18日 05:30 ]

大相撲初場所5日目   ○白鵬―錦木● ( 2019年1月17日    両国国技館 )

取り直しの末、錦木(左)を上手投げで破った白鵬(撮影・村上 大輔)
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 白鵬が逆転で初顔の錦木を沈めた。最初の一番は土俵際で相手の小手投げを食らい一度は相手に軍配が上がったが、物言いで同体。取り直しでは相手の出足に守勢に回りながら、自らも土俵下に落ちる“捨て身”の左上手投げで白星をつかんだ。「(最初は)悪くても、もう一丁かなと。相手が飛んだかなという感じ。自分も体がなかったかな。詰めが甘いね、まだ」と反省を忘れなかった。

 全勝を守っているとはいえ、攻め込まれる場面もある。「休場明けですから、感覚も(まだ)というのがあります」。この日で通算1100勝目。「(自分に)スピードがあると思う。断食かな。脂肪を燃やしたからかな」と話した最強横綱。「感覚」を取り戻していく中盤以降にギアを上げていく。

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