桐蔭学園、悲願の単独Vへ“エアラグビー仕上げ” ボール使わず15VS15

[ 2019年1月7日 05:30 ]

第98回全国高校ラグビー大会きょう決勝戦

ボールを使わない“エアー実戦形式練習”でパスを出す桐蔭学園・小西主将(左)(撮影・坂田 高浩) 
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 第98回全国高校ラグビー大会は、7日に東大阪市・花園ラグビー場で決勝が行われる。両校優勝だった10年度以来、8季ぶりの2度目の優勝を目指す桐蔭学園(神奈川)は6日、神戸市内で最終調整を行い、大阪桐蔭(大阪第1)との「桐蔭対決」に備えた。2時間超に及んだ練習の最後には、ボールを使わないエアラグビーで総仕上げ。初優勝を狙う大阪桐蔭は野球部と合わせ「春夏秋冬日本一」に挑む。

 大阪桐蔭はラグビー部が優勝すれば、学校勢が今年度の春夏秋冬の“全国大会”で日本一に輝く。野球部は甲子園を春夏連覇。秋の国民体育大会も、台風の影響で4校同時ながら1位になった。ちなみに、吹奏楽部は秋に日本管楽合奏コンテストを制した。冬の花園で、残された最後の1ピースが埋まるのだ。

 「野球部が(日本一を)獲って、ラグビー部が獲れないというのを今年は変えたい」。昨年準Vの悔しさを知るCTB松山主将(3年)は力強かった。この日の練習は笑い声が出る場面が何度もあるほど和やか。初の日本一へ準備も整っている。

 桐蔭学園には春の全国選抜大会決勝で敗れたが、その時は高校日本代表候補のSH小西に翻弄(ほんろう)された。綾部正史監督は「SHに注意しすぎて守備が上がれなかった」と振り返る。過剰な警戒をせず、出足速く重圧をかける作戦だ。チーム初の決勝となった昨年は疲労困憊(こんぱい)だった反省を生かし、花園開幕後は、毎日全員でスーパー銭湯へ通い、疲労回復にも努めている。ラグビーも大阪桐蔭。今年こそ、それをアピールする。

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