鬼塚、女子スロープスタイル初優勝 悲願達成に「凄くうれしい」

[ 2018年12月22日 05:30 ]

スノーボード W杯 ( 2018年12月21日    中国 張家口・密苑 )

スノーボードW杯スロープスタイルで、女子優勝の鬼塚(左)と男子を制した大塚
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 スロープスタイル決勝が行われ、女子は20歳で平昌冬季五輪代表の鬼塚雅(星野リゾート)が86・20点で初優勝した。17歳の岩渕麗楽(バートン)が85・21点の2位で続いた。男子は17歳の大塚健(バートン)が87・10点で圧勝し、11月のビッグエアに続く2勝目を挙げた。ハーフパイプ(HP)決勝では、男子は16歳で今季からW杯初参戦の平野流佳(ムラサキスポーツ)が92・50点で日本勢最高の2位に入った。戸塚優斗(ヨネックス)は92・25点の3位。女子は平昌五輪代表の今井胡桃(プリオコーポレーション)が82・25点で3位となった。

 16歳で世界選手権を制した実績を持つ鬼塚だが、W杯は2位が6度で優勝は遠かった。ようやく悲願を果たし「凄くうれしい」と素直に喜んだ。3回の演技を高いレベルでまとめた。前半のレールなどが設置されたジブエリアで高得点をマークし「凄くいい点数が出せた」と満足げ。強風が吹くコンディションながら、後半のジャンプでも他をリードした。「次へつながる自信がついた」と収穫を口にした。

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2018年12月22日のニュース