島田高志郎「良かったぁ」故障乗り越え2年ぶり全日本で80・46点

[ 2018年12月22日 17:11 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2018年12月22日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュアスケート選手権第2日>男子SP、得点を確認し笑顔の島田高志郎(左)とランビエール・コーチ(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)で島田高志郎(木下グループ)は80・46点をマークした。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、3回転フリップ、3回転ルッツ―3回転トーループを着氷。演技を終えると、氷上で「良かったぁ」と思わず言葉を発した。昨季からステファン・ランビエル・コーチに師事し、スイスに拠点を移した。昨季は左内転筋など故障が相次いだが、試合に出場できない間はフィジカルを鍛え抜いた。

 今季はジュニアGPファイナルで3位に入った後、「ステファン先生とつきっきりで調整してきた」と2年ぶりの全日本に照準を合わせてきた。ランビエル・コーチからは演技後、「これはウオーミングアップだ。本番はフリーだよ!」と背中を押された17歳は、「強い気持ちを持って、ミスなく自分の表現ができれば」と24日の決戦を見据えた。

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