“黄金世代”英莉花 初海外も適応2勝「食事も大丈夫。楽しい」

[ 2018年12月22日 05:30 ]

アマタフレンドシップカップ第1日 ( 2018年12月21日    タイ アマタスプリングCC=男子7328ヤード、女子6469ヤード、いずれもパー72 )

ティーショットを打つ原英莉花
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 日本とタイによる初の親善試合が開幕し、日本は2勝4敗2分けの3ポイントで、5ポイントを獲得したタイにリードを許した。午前、午後の部で36ホールを回った“黄金世代”の原英莉花(19=フリー)は、いずれも時松隆光(25=筑紫ケ丘GC)とペアを組んで2連勝。プライベートも含めて初の海外ながら、抜群の適応力でポイントゲッターとなった。

 最高気温33度、日本の真夏日のようなシチュエーション。2ラウンド36ホールをこなしても、チームの全2勝を挙げた原の足取りは軽やかだった。

 「疲れ?大丈夫です!(時松が)優しくてお兄ちゃんみたいな感じだった。いいパートナーに恵まれて、めっちゃ楽しかった」

 まずは午前の部で6&5と圧勝。午後の部では5番までリードを許す展開にも、「目の前に敵がいたら勝ちたい」と負けん気の強さを発揮した。1UPで迎えた12番では、2段グリーンの上から7メートルをねじ込んでバーディーを奪取。リードを広げて「これ入れたら100万円と思ったら入ったんですよ〜」と笑みを浮かべた。

 プライベートを含めて人生初めての海外。この大会への出場が決まり、パスポートを取得した。滞在初日には宿舎のシャワーから泥が出るハプニングで海外の“洗礼”を受けるも、「食事も全然大丈夫。楽しいですよ」とばっちり適応。日本のポイントゲッターは「ここまで来たら勝ちたい!」と第1回大会Vへの意欲を口にした。

 ▽競技方法 日本、タイ両チームともに男子6人(アマチュア1人含む)、女子6人(同)による男女混合のマッチプレー形式。午前の部は各ペアが1つのボールを交互に打つフォアサム方式を4試合、午後の部は各ペアがそれぞれのボールでプレーし良い方のスコアを採用するフォアボール方式を4試合行う。ペアリングは両チームの男女キャプテンにより決定され、各部アマチュア選手を最低1人起用する必要がある。最終日のみ個人戦で12試合を実施。各試合とも勝利チームに1ポイント、引き分けの場合には0・5ポイントずつに分け合う。

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2018年12月22日のニュース