全米大学男子バスケットボールの今季MVP候補に八村 全米記者協会が選んだ20人の1人

[ 2018年12月22日 13:29 ]

記者協会選手のMVP候補に選出されたゴンザガ大の八村(AP)
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 全米記者協会が21日、大学男子バスケットボールの今季MVPに与えられる「オスカー・ロバートソン・トロフィー」の候補20人を発表。ミッドシーズン段階でのリストアップで、ゴンザガ大からは八村塁とブランドン・クラークの両3年生フォワードが選出された。

 AP8位のゴンザガ大はこの日、地元スポーケーン(ワシントン州)でデンバー大と対戦。チーム史上最多となる61点差をつけ、101―40(前半56―19)で圧勝して今季成績を11勝2敗とした。

 前半のフィールドゴール(FG)成功率は84・6%(26本中22本)で、これはハーフとしてはチーム史上最高のアベレージ。八村は26分の出場でFGを9本すべて成功させて23得点を稼いだが、得点はすべて前半で記録したものだった。

 八村がFGを5本以上放った試合で成功率100%をマークしたのはゴンザガ大では自身初めて。今季平均は現段階ではチーム歴代7位相当の21・7得点で、FG成功率は58・0%に達している。

 デンバー大は5勝9敗。最終的に68・4%のゴンザガ大とは対照的に、FG成功率は24・6%と低迷した。

 なお「オスカー・ロバートソン・トロフィー」のミッドシーズンの候補に同一チームから2人が選出されたのは、ゴンザガ大、ネバダ大、デューク大の3校。最終投票は3月に行われ、4月に結果が発表される。

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2018年12月22日のニュース