ラグビー全国大学選手権 準決勝は早大―明大、帝京大―天理大に決定

[ 2018年12月22日 16:09 ]

<早大・慶大>試合終了間際、逆転トライを奪い、吠える早大・佐々木(左)(撮影・吉田 剛)
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 ラグビーの第55回全国大学選手権は22日、東京・秩父宮ラグビー場と大阪・金鳥スタジアムで準々決勝4試合を行い、前人未踏の大会10連覇を狙う帝京大、前回準優勝の明大、関東大学対抗戦グループで帝京大と優勝を分け合った早大、関西王者の天理大がそれぞれ4強へ進出。来年1月2日の準決勝(秩父宮ラグビー場)の組み合わせは早大―明大、帝京大―天理大に決まった。

 早大と明大はそれぞれ劇的な勝ち上がり。秩父宮で慶大と対戦した早大は後半24分、慶大SO古田京(4年)にトライを許して15―19と逆転されたが、ロスタイムの同45分にWTB佐々木尚(同)がトライを決めて20―19と逆転勝ちした。一方、明大は金鳥スタで関東大学リーグ戦グループ優勝の東海大に18―15と辛勝。12点リードから後半30分に15―15と追いつかれたものの、同40分にFB山沢京平(2年)が決勝PGを決めた。大学選手権での早大と明大の対戦は47回大会準決勝(早大の74―10)以来8大会ぶり。今季の対抗戦グループでは早大が31―27で勝っている。

 19〜21回大会で3連覇した同大以来の関西勢優勝を目指す天理大は、金鳥スタで前回4強の大東大を30―17と破って2大会ぶりの準決勝進出。3トライを挙げて22―7とリードした前半から後半に2トライを許して22―17と追い上げられたが、後半31分に敵陣でのスクラムで相手反則を誘い、SO林田拓朗(3年)がPGを成功。さらに39分、ゴール前の左ラインアウトモールからNo・8ファウルア・マキシ(4年)がトライを挙げてとどめを刺した。また、帝京大は秩父宮で流通経済大から7トライを奪って45―0と快勝し、12大会連続の4強入りを決めた。

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