稀勢、本格的稽古再開は番付発表以降、状態見てペース上げる意向

[ 2018年12月22日 05:30 ]

来年1月13日初日大相撲初場所

 横綱・稀勢の里が、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で新番付発表(25日)前の稽古を打ち上げた。稽古は非公開で、部屋関係者によると、四股などの基本運動で調整し、まだ相撲を取る稽古は再開していないという。

 治療を優先させるため、22日までの冬巡業を全休する稀勢の里は帰り際「番付(発表)以降にしっかりやっていけるようにしていきたい。そのために巡業も休ませてもらっている。(ファンには)申し訳ない」と話し、状態を見ながらペースを上げる意向を示した。心配される右膝の回復具合については「まだ、いろいろと出てくるから」と多くを語らなかった。

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