花織 驚きの自己新で2位、女王へフリーは「丁寧に」

[ 2018年12月22日 05:30 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第1日 ( 2018年12月21日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

会心の演技を見せた坂本(撮影・小海途 良幹)
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 ハイスコアを知った坂本が「うおぉ」と目を見開いた。国際大会の自己ベスト71・29点を大きく上回る75・65点で2位発進。「だいぶ慎重にいったので、いつも通り思い切りはできなかった」と振り返ったが、3度のジャンプは出来栄えで全て加点を引き出した。

 昨年の全日本は2位に入り、平昌五輪の代表に選ばれ「五輪に出た選手なので、ちゃんとした演技をしないといけないと若干プレッシャーはあった」という。重圧に打ち勝ち、3度のスピンとステップは最高難度のレベル4。技術点はトップだった。首位の宮原と1・11点の僅差で迎える、23日のフリーは最終滑走。「フリーは直前までブラッシュアップしてきたので、成果を発揮できるよう一つ一つ丁寧にしたい」。言葉通りの演技ができた時、18歳が日本の女王になる。

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2018年12月22日のニュース