小祝さくら 第1日から3連敗「圧勝されてしまいました」 日本とタイ初の親善試合

[ 2018年12月22日 21:49 ]

アマタフレンドシップカップ第2日 ( 2018年12月22日    タイ アマタスプリングCC=男子7328ヤード、女子6469ヤード、いずれもパー72 )

笑顔を見せる小祝
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 日本とタイによる初の親善試合が行われ、日本はこの日3勝5敗で計6ポイントとし、計10ポイントのタイにリードを広げられた。午前の部に出場した“黄金世代”の小祝さくら(20=ニトリ)は、第1日から3連敗を喫した。炎天下でのプレーを終えた小祝は、疲れた表情で肩を落とした。

 「圧勝されてしまいました。ミスが多くて足を引っ張ってしまって…。全部負けてしまって悔しいです」

 前日は2連敗。この日は小平智(29=Admiral)とのペアで午前の部に出場した。しかし、1ホール目からリードを奪われると7&5で早々に敗退し、3連敗。世界ランク1位のA・ジュタヌガーン組との対戦で「相手は2人とも調子が良くて」と脱帽した。

 強行軍での出場だった。19日のLPGA年間表彰に出席後、同日深夜便で移動。そのままプロアマに参加し、翌21日の初日には36ホールを回った。そしてこの日18ホール。「気合で乗り越えた」と振り返ったというが、北海道出身の小祝にとって連日30度を越えるタイの気候は厳しい環境であることは間違いない。

 日本チームは劣勢の状況。それでも、最終日は個人戦12試合が行われるため、逆転の可能性は十分に残されている。小祝は「勝って終わりたい」と気合いを入れ直していた。

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2018年12月22日のニュース