宇野昌磨100点越え、13・54点差つけ首位 復帰の高橋大輔が2位 全日本選手権SP

[ 2018年12月22日 20:55 ]

<全日本フィギュアスケート選手権第2日>男子SP、会心の演技を見せた宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 世界選手権(19年3月、埼玉)などの代表選考を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権第2日が22日、東和薬品ラクタブドーム(大阪府門真市)で行われ、男子ショートプログラム(SP)は3連覇が懸かる宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が102・06点で首位発進した。今季現役復帰し、5年ぶり出場となった高橋大輔(32=関大KFSC)が88・52点で2位、ジュニアGPファイナル3位の島田高志郎(17=木下グループ)が80・46点で3位につけた。フリーは24日に行われる。

 宇野は演技直前の練習で足を痛めたと見られるものの、冒頭の4回転フリップを決めるとこの後の4回転トーループと2回転トーループの連続ジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)にステップ、スピンもミスなくまとめて高得点を叩き出し、2位の高橋に13・54点差をつけて首位に立った。

 高橋は4回転ジャンプは跳ばなかったが、トリプルアクセルや連続3回転を確実に決め、華麗なステップも披露し観衆を魅了した。

 昨年2位の田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)は冒頭の4回転サルコーで転倒し、79・32点で4位、昨季世界選手権5位の友野一希(20=同大)も冒頭の4回転サルコーで軸が傾き、激しく転倒。73・09点で7位となりフリーでの巻き返しを狙う。

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