東京Aブロックは町田、Bは山本が優勝 埼玉は山田が2連覇

[ 2018年11月6日 05:30 ]

スポニチ主催平成30年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会予選東京、埼玉大会 ( 2018年11月5日    茨城県 取手国際GC、埼玉県 大宮GC )

関東高校ゴルフ東京Aブロック優勝の町田(左)とBブロック優勝の山本
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 2地区で争われ、2ブロックに分かれた東京は、Aブロックで町田竜成(堀越1年)が1アンダーの71、Bブロックは山本力輝(代々木2年)が70で優勝。埼玉は山田真輝(埼玉栄2年)が3アンダーの69で昨秋に続き連覇を果たした。なお東京は両ブロックともシード選手を除く上位23人、埼玉は同じく18人が12月26、27日の関東大会(千葉・一の宮CC)に進出した。

 東京A優勝の町田は6、13番と林に入れてダブルボギーとしたが、14番パー5で見せた。残り180ヤード、5Iでの第2打を4メートルに付けイーグルを奪う。それでもボギーなしの71に「自分はドライバーを曲げると雑になり、すぐダボを打ってしまう」と反省しきり。今夏は関東大会を突破し、全国大会に出場も75と乱れた。「たくさんバーディーを取るのではなく、常にイーブンパーを重ねるゴルフ」が目標だ。

 ≪ツアー出場に弾み≫東京Bは山本が5バーディー、3ボギーの70で回り、2位に2打差をつけて優勝した。「パター、ショットはまずまずでしたが、ドライバーがフェアウエーを外れた。もう少し伸ばしたかった」と60台に届かず不満そう。代々木高ではアジア・パシフィックアマで2位となった中島啓太の1年後輩で「啓太さんが目標」という。今月末の男子ツアー、カシオワールドにはジュニア大会優勝の権利で出場が決まっており「初めてのツアーなので、何とか予選通過を」と闘志を燃やした。

 ≪絶好調パットで連覇≫埼玉で連覇を果たした山田は「優勝狙いだったのでうれしい。パターがよく入った」と喜んだ。合計23パットと絶好調だったパッティングで7バーディーを奪った。16番パー3ではティーショットを左に曲げ「カラスに持っていかれたと思うが見えなかった。かなり焦った」。紛失球のアクシデントに見舞われたが、上がりの2ホールを連続バーディーで締めた。関東大会に向けては「しっかりアンダーで回って全国大会に行きたい」と意気込んだ。

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