伊藤美誠は「大魔王」 中国卓球界が警戒

[ 2018年11月6日 15:51 ]

卓球の国際大会で中国トップ選手を相次いで破った伊藤美誠選手について報じる6日付の環球時報(共同)
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 6日付の中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は、卓球の国際大会で中国トップ選手を相次いで破った伊藤美誠について「『大魔王』が現れた」と驚きをもって伝え、中国の卓球界が警戒を強めていると報じた。

 環球時報は「伊藤選手と向き合うときは、戦術や試合に臨む心構えを(他の選手と対戦するときと比べて)変えなければならない」との中国の卓球女子監督の言葉を引用。同監督は「彼女の実力は超一流だ」として警戒するよう呼び掛けたという。

 同紙は伊藤が10歳で出場した2011年の全日本選手権女子シングルスで1回戦を突破し、福原愛選手が持っていた最年少勝利記録を更新したことなどを紹介。「伊藤選手が中国チームの最強のライバルになることは疑いようがない」とした。

 伊藤は今月開かれたスウェーデン・オープンで世界ランキング1位の朱雨玲、16年リオデジャネイロ五輪女王の丁寧ら中国勢に勝利し優勝した。(共同)

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2018年11月6日のニュース